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イヤリングの金具交換|痛い・落ちる・ゆるいときの直し方と、料金の公開例

更新 2026年10月24日・出典の最終確認 2026年10月25日

イヤリングの三種類の金具(イメージ)

金・銀・プラチナのイヤリングなら、飾りの部分はそのままで、耳を挟む金具だけを替えて直せることがあります。痛いなら挟む力を細かく合わせられる金具に、落ちるなら締め具合を合わせられる金具に替えます。替える前に、ネジの締め直しとシリコンカバーで足りるかを試します。

金具の種類と、痛さ・落ちやすさ

イヤリングの金具は、挟む強さを自分で合わせられるかどうかで分かれます。

金具 挟む強さ 向く悩み
ネジバネ式 ネジで合わせる 落ちる
クリップ式 合わせられない 着けにくい
ソフトクリップ式 細かく合わせる 痛い
フープ式 合わせられない 軽い飾り向き

ある店の説明では、ネジバネ式はネジを巻いて挟む強さを好みに調節できるとされ、クリップ式はネジがないため挟む強さを調節できないとされています。別の宝飾店は、ネジバネ式はきつく締めれば落ちにくいが、力のかかる場所が狭いため痛くなりやすいとし、クリップ式は挟む部分が広く面で支えるため安定すると説明しています。痛みが気になる人には、挟んだときの痛みが気になるなら、力を微調整できるソフトクリップ式を勧める店があります。

今の金具がどれかは、横から見てバネの板があるかで分かります。ある店の説明では、似た形のネジのみ(スクリュー)タイプにはバネがないとされています。

自分でできること

金具に付けるシリコンカバー(イメージ)

金具を替える前に、次の2つを試します。どちらも店に預けずにできます。

痛い・落ちるときに試す順番
ネジを合わせるネジバネ式なら、痛ければ少しゆるめ、落ちるなら少し締める
シリコンカバーを付ける耳の後ろ側の挟む部分に付ける
それでも合わない金具を替える。今の金具を横から撮って相談する

シリコンカバーは、挟む部分にかぶせる柔らかい部品です。金具の部品の会社は、シリコンカバーがクッションになり、長時間でも痛くなりにくく落ちにくいと説明しています。ある宝飾店も、クリップ金具の耳の後ろ側のシリコン(樹脂)が滑りを防ぎ痛みを和らげるとしています。

クリップ式は、自分では挟む強さを変えられません。ゆるくなったクリップは、店で締め具合を合わせてもらえます。ゆるいクリップをきつく調整した例は1個2,000円でした。クリップの金具は、自分で曲げずに店に出します。

自分でやるのは、ネジの調整とシリコンカバーまでにします。金・プラチナのイヤリングは、金具が飾りにろう付け(溶かした金属でつなぐこと)されていることがあり、その場合は外すのに熱を当てる作業が要ります。手で外せない金具は、ペンチでこじらずに店に出してください。自分で直してよい範囲は自分で直せるジュエリーの範囲で確かめられます。

自分の品だといくらで直るかは、壊れた所の写真を送って工房に相談できます。

金具交換の料金

金具交換の料金は、工賃と金具代の2つでできています。工房・宝飾店が公式サイトに出している工賃の下限は次のとおりで、4店の中央値は2,000円です。

公開例 工賃の下限
公開例1 1ペア2,000円〜(税別・金具代は別)
公開例2 1ペア2,000円〜(税別・部品代は別)
公開例3 1か所2,000円〜(税込・プラチナとK18)
公開例4 1個4,400円〜(金具代は別)

※ 2026年10月に各店の公式サイトで確認。1ペア・1か所・1個と単位がそろっていません。片方ずつの値段なら、ペアで2倍になります。

金具代は、素材で大きく変わります。公開例1の工房の料金表では、金具代はシルバー2,500円〜/K10 5,800円〜/K18 7,800円〜/プラチナ8,500円〜(1ペア・税別)でした。この工房の工賃と合わせると、K18の金具で1ペア9,800円〜(税別)です。シルバーの金具に替えた真珠のイヤリングの例は、4,500円(加工2,000円+シルバーの金具2,500円)でした。

痛いイヤリングの金具を替えた別の店の公開例では、外した金・プラチナの金具を下取り(店が金属を買い取って代金から引くこと)に出して、支払額を下げています。

替えた金具 支払額
細かく合わせられるシルバーの金具 5,940円(下取り後2,818円)
痛くなりにくいカフの金具(K10WG) 9,570円(下取り後8,759円)

※ 税の表示なし。カッコ内は下取りを引いた後の額。

外した金具が金やプラチナなら、「下取りしてください」と伝えます。着け心地がよくなるなら素材はこだわらない、という人には、上の例のようにシルバーの金具に替える選び方もあります。

重いイヤリングと、壊れた金具

重いイヤリングは、面で挟んで支える金具が向きます。ある店は、フープ式は調節が効かず、重すぎるものはすぐ外れるとしています。大ぶりの真珠や石の付いたイヤリングが落ちるなら、フープ式やネジだけの金具は避け、クリップ式で挟む面を広くとる案を聞きます。

バネが壊れた・開いたまま戻らない金具も、交換で直ることがあります。アクセサリーのイヤリングのバネが壊れた例は1個2,900円(税別・シルバーの金具代込み)でした。デザインを残したいなら、金具の一部だけを替える方法もあります。ある工房には、開いたまま戻らないバネを、バネ板の後ろ半分だけ交換して直した例があります。

同じ工房は、長く使っていないイヤリングは、片方だけの不具合でも両方を見せるとよいとしています。片方だけがゆるくても、2つとも預けて、左右の締め具合をそろえてもらいます。

写真で分かること、現物を見ないと決まらないこと

金具を横から撮った写真があれば、金具の種類と、締め直しで済みそうかの見当はつきます。替えられるか・いくらかは、現物を見てから決まります。

写真で分かること 現物を見ないと決まらないこと
ネジバネ・クリップなど金具の種類 バネ板の折れ・ゆがみ
裏の刻印(金・銀・プラチナか) 刻印のない品の素材
飾りの大きさ 重さと、合う金具

イヤリングのまま使わない選び方

耳に穴を開けているなら、金具をピアスに替えると、挟む痛さがなくなります。料金と、ピアスにできない作りはイヤリングをピアスに変える費用で確かめられます。片方をなくしたなら、片方だけ残ったピアス・イヤリングのリメイクで、作り足すか作り替えるかを比べます。

締め直しで済むか金具の交換が要るか迷うなら、金具を横から撮った写真と、痛いか落ちるかを書いて写真を送って相談することができます。

今日やること

  1. 1ネジとカバーを試すネジバネ式なら少しずつ合わせ、シリコンカバーを付ける
  2. 2金具を撮る左右とも、横から(バネの板とネジが見える向き)と、裏の刻印を撮る
  3. 3写真を送って相談する「イヤリングが◯◯(痛い・落ちる)です。金具を替える場合の、金具の素材ごとの税込の総額を教えてください」と書いて送る

出典