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チェーンリングのサイズ直し・修理|コマを抜く・足す料金の公開例、切れたときの直し方、直しにくいチェーン

更新 2026年10月27日・出典の最終確認 2026年10月27日

細い金のチェーンリング(イメージ)

チェーンリングは、コマ(鎖の輪のひとつひとつ)を抜けば小さく、チェーンを足せば大きくできます。ただし、号数はコマ単位でしか変わりません。太いチェーンほど、ちょうどの号数に合わせにくくなります。

チェーンリングの号数の考え方

チェーンリングには、アジャスター(長さを変える金具)付きのフリーサイズと、号数の決まったジャストの2つの型があります。どちらの型かで、合わないときの手が変わります。

2つの型と、サイズが合わないときの手

フリーサイズ(アジャスター付き)

  • アジャスター(長さを変える金具)で号数を変える
  • ゆるくなったら、金具の部品の交換で戻せる品がある

ジャスト(号数が決まった型)

  • チェーンの長さで号数が決まる
  • 合わないときは、コマを抜くか足す

チェーンは指の上でねじれるので、同じ号数の輪の指輪より小さく感じることがあります。あるブランドは、そのため自社の品を0.5号大きめに作っていると書いています。ゆるい・きついと感じたら、すぐ直す前に、数日着けて回り方やねじれ方を見てから号数を決めます。

フリーサイズの型でアジャスターがゆるくなったなら、チェーンを詰める必要はないことがあります。あるブランドは、自社のフリーサイズの品なら、金具の中のシリコンの玉を替えて元のきつさに戻せるとしています。ブランドの品なら、先に買った店に聞きます。

小さくする・大きくする

小さくするときは、コマを抜きます。ある修理店の事例では、チェーンのコマを切って抜き、溶接し直して小さくしています。大きくするときは、同じ太さのチェーンを足します。

チェーンを作るブランドは、自社の品なら継ぎ足しやカットで直すので、1号を15号にすることもできると書いています。これは同じチェーンを持つブランドの話です。修理店で大きくするなら、足すチェーンをどう用意するかを最初に聞きます。

作業 公開例
小さくする(3店の中央値) 2,500円
大きくする(6.5号から8号) 5,000円(加工4,000円+足した地金1,000円)
ダブル喜平を小さくする 10,000円(税別)

※中央値の3店は、税の表示なしか税抜とみられる最低料金。大きくした例は1店の事例(足した地金の代金込み・税の表示なし)。

仕上がりの号数がずれる理由

チェーンは、コマ1つ分ずつしか長さが変わりません。ある工房は、縮めるときはコマを取るので、仕上がりの号数は前もってはっきり分からないと書いています。その店の例では、20号弱を16号にする依頼が、仕上がり14号になりました。

コマが小さければ、ずれは小さくなります。同じ工房は、コマが小さい普通のチェーンリングなら調整して合わせられる一方、コマが太いものやダブルは細かい調整が利かないとしています。太いチェーンやダブル(2本並び)の指輪は、「ちょうど何号」より「この号数より小さく・大きくならない」と伝えておくと、仕上がりの号数の幅を前もって話し合えます。

小さくするまでの流れ
着けて号数を決める数日着けて、ねじれ・回り方を見る
抜くコマを決める仕上がりの号数の幅を聞く
コマを切って抜く
つないで仕上げる継ぎ目を溶接して磨く

自分の品だといくらで直るかは、壊れた所の写真を送って工房に相談できます。

切れたときの直し方

コマが切れたチェーンリングと丸カン(イメージ)

金やプラチナのチェーンリングが切れたら、切れた所をろう付け(金属を溶かしてつなぐこと)で直します。ネックレスなどのチェーンの切れ1か所のろう付けは、確認した9店の公開料金の中央値で2,000円です。

チェーンリングを作るブランドは、チェーンが切れる大きな原因の1つは引っかけることだと書いています。爪に引っかけた、服の糸に絡んだ、という切れ方なら、つなげば元どおりに使えることがあります。ある修理店は、同じチェーンが2回以上切れたら交換を考えるよう案内しています。チェーンリングなら、作り直しを考える目安です。

切れたチェーンを接着剤で留めるのはやめます。ある修理店は、接着剤を使うと、ろう付けで直せなくなると書いています。切れた場所ごとの料金や留め具の直し方はネックレスのチェーン修理の料金で確かめられます。

直しにくいチェーンリング

素材とチェーンの作りによっては、サイズ直しも、切れの修理も受けてもらえないことがあります。

メッキの品は、修理代が品物の値段より割高になることがあると、ある修理店は書いています。内側やプレートの刻印が「K18」「Pt900」なら金やプラチナ、「GP」「GF」はメッキや金張りです。刻印の読み方は18KGPとはにあります。

地金の板とチェーンが半分ずつの指輪も、チェーンの側のコマで号数を変えられることがあります(上で挙げたコマを切った事例は、この型です)。輪がすべて地金の指輪の直し方と料金は指輪のサイズ直しの料金にあります。

写真で分かること、現物で決まること

写真で分かるのは、型(フリーサイズかジャストか)と、何コマ抜くか足すかの見当までです。仕上がりの号数と、足すチェーンが合うかは、現物を見て決まります。

写真で分かること・現物で決まること

写真で分かること

  • フリーサイズかジャストか
  • チェーンの種類と太さ
  • 切れた場所と、刻印の素材

現物で決まること

  • 仕上がりの号数(コマ単位のずれ)
  • 足すチェーンが元と合うか
  • 中が空洞か、メッキか

詰められるか、足すコマが要るかは、写真で相談して確かめられます。指に着けた写真、チェーンの拡大写真、刻印の写真を撮り、今の号数となりたい号数を書き添えます。切れたなら、切れた両端が分かるように撮ります。

今日やること

  1. 1数日着けてみるねじれ・回り方を見て、なりたい号数を決める
  2. 23枚撮る指に着けた写真・チェーンの拡大・刻印
  3. 3号数を書いて相談する「今◯号、◯号にしたい。これより大きく(小さく)ならないように」と添える

出典