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ペットのジュエリーをオーダーで作るには|写真から形を起こす・線画を刻む・毛を入れるの違いと費用

更新 2026年10月27日・出典の最終確認 2026年10月25日

猫の原型と足あと模様のトップ(イメージ)

犬や猫の形・名前・足あと・毛を入れたジュエリーは、オーダーで作る方法があります。顔や体つきまで似せたいなら写真から立体の形を起こす作り、費用を抑えたいなら写真をなぞった線画を刻む作りが候補です。どこまで似せられるかは、手元の写真の枚数と写り方で変わります。

4つの作り方

ペットのジュエリーの作り方は、立体の形を起こす・線画を刻む・名前や足あとを刻む・毛を入れるの4つです。組み合わせることもできます。

ペットのジュエリーの作り方

写真から立体の形を起こす

  • 顔・耳・体つきを彫刻のように作る
  • 職人の手彫りか、CAD(パソコンで作る原型)
  • 費用と期間はいちばんかかる

線画を刻む・形に切る

  • 写真をなぞった線画を、板に刻む
  • 板をペットの輪郭に切る作りもある
  • 平らな仕上がりで、費用は抑えやすい

名前・足あとを刻む

  • ペンダントの裏や指輪の内側に入れる
  • 足あとは、写真かスタンプで採る

毛を入れる

  • 毛を樹脂に封じて、石のように留める
  • 年月で黄ばむことがある

「写真から作る」と書かれていても、立体を起こす作りと、平らな線画を刻む作りがあります。見積もりを頼むときは「立体の形になりますか、線画の刻印ですか」と聞いてください。

他店が公開している料金

工房・宝飾店が公式サイトに載せているペットのジュエリーの価格を集めました。どれも他店の公開価格で、同じ額で作れるという意味ではありません。

作るもの 公開価格
ペットの形(銀) 中央値25,000円(3店)
ペットの形(K18) 2店の例:85,000円(K18YG・飼い猫モチーフの細めリング・参考価格)ほか
指輪の内側にペットの刻印 指輪内側の刻印 1マーク4,000円〜、オリジナルマーク8,000円〜(税込・指輪1本あたり)

※ 銀は16,980円(税込・SV925・写真の線画を刻んでペットの形に切る型)・25,000円〜(Silver950・ペンダントトップ・税表示なし)・40,000円〜(SV925・愛犬の写真から2トーン彫りのペンダントトップ・参考価格)の3店。いちばん安い1店は線画を刻んで形に切る作りです。K18は2店とも指輪の額で、もう1店は平均単価 SV925約3万円/K18YG約15万円/Pt900約16万円(約10gの装飾リング・税別)です。「〜から」の価格や参考価格で、税込・税別・税の表示なしが混ざります。

費用をいちばん動かすのは素材です。ペットのジュエリーを作る別の工房は、約10gの指輪で素材ごとの目安を出しています(平均単価 SV925約3万円/K18YG約15万円/Pt900約16万円(約10gの装飾リング・税別))。石を留めると、さらに上がります。愛犬2匹を立体に彫ってダイヤを留めた公開例は450,000円(K18・愛犬2匹の立体彫刻+ダイヤ67石・参考価格)でした。見積もりでは、銀とK18の両方の額を出してもらうと素材を決めやすくなります。

作りたい物がいくらになるかは、イメージを送って工房に相談できます。

写真から形を起こす

立体の形を起こすには、角度の違う写真が何枚も要ります。ある宝飾店の案内では、ペットの写真5〜6枚を持参としています。

写真から形を起こす流れ
写真を集める正面・横・後ろ姿、模様のアップ
デザインを決めるポーズと大きさ、素材
原型を確かめる途中の画像やワックスの原型を見る
金属で作る原型から鋳造して仕上げる

写真の質でも仕上がりが変わります。線画を作る店は、明るい場所で撮った鮮明・高解像度の写真を求めています。亡くなった子で写真が少ないなら、手元にある写真を全部そろえ、どの写真から作れるかを先に聞きます。

作り方は店で違います。職人が手で彫る店もあれば、写真から立体のデータを作る店もあります。ある宝飾店には、写真をAIで立体化→CADで原型→K18で鋳造した事例があります。

金属にする前に、形を確かめる段階があります。

  • ある工房:デザイン画を納得まで修正し、ワックス制作の途中経過も確認できる
  • 別の工房:制作途中の画像を2〜3回送って確認
  • 線画を作る店:注文後5営業日以内にデザイン送付、修正は合計3回まで

耳の形、模様、ひげ、毛並みのどこを残すかは、原型の段階で伝えます。小さなペンダントでは、細かい所ほど省いたりまとめたりすることになります。細かいほど費用も上がります。ある工房の料金の案内には、デザインが細かいと参考価格より上がる場合ありとあります。

名前と足あとを刻む

名前や足あとは、ペンダントの裏や指輪の内側に入れられます。立体の形を起こさなくても、刻むだけでその子のジュエリーになります。

指輪の内側に入れるときは、幅が要ります。写真からイラストを描いて刻む店は、指輪の内側への刻印は、指輪の幅2.3mm以上が条件としています。手持ちの結婚指輪などに刻むなら、幅を測ってから頼みます。指輪そのものを作り替えるなら、指輪リフォームの値段の決まり方を先に見ておくと、刻印代との合計が読めます。

足あとは、本物の肉球の形を使えます。ある店は、肉球を正面から撮った写真か、スタンプした紙の写真を送るとしています。スタンプで採ったものがにじんでいたら、何枚か押し直して、いちばんはっきりしたものを使います。

名前を飾りの形そのものにしたいなら、名前・イニシャルのネックレスのオーダーで書体と厚みの決め方を確かめられます。子どもが描いたペットの絵を使いたいなら、子どもの絵・手書きをジュエリーにするへ。

毛を入れる

毛を収めた小容器と開いたトップ(イメージ)

ペットの毛は、透明な樹脂に封じて石のように留める作りがあります。必要な毛は少しです。

  • ある店:毛は10円玉ほどの量
  • 別の店:毛はひとつまみ程度、到着後約1か月で完成

毛を入れるジュエリーの公開例は、同じ店の同じ作りで、素材によって次のように違います。

素材 公開例
銀(メッキ) 23,200円(SV925+メッキ・毛入りアクリル石・トップ約10.5mm・チェーン45cm付き・セール価格・税表示なし)
K10 92,000円(K10YG・毛入り・うちの子ネックレス ラウンド型・セール価格・税表示なし)
K18 182,000円(K18・毛入り・石枠全長10mm・チェーン1.0mm/45cm表記・裏に写真と名前刻印・セール価格・税表示なし)

※ いずれも同じ店の公開価格で、税の表示なし。

K18の公開例は、毛を入れた石の裏に写真と名前を刻む作りです。形・毛・刻印を1つにまとめたいなら、「毛を入れた裏に、写真や名前を刻めますか」と聞きます。

亡くなった後に残しておいた毛を使えるかも、先に聞きます。遺骨や遺灰を中に納める作りの選び方は、遺骨を指輪・ペンダントにする方法にあります。

写真で分かること、決まらないこと

写真で分かるのは、作り方の候補と、どの写真が使えそうかまでです。どこまで似せられるかと最終の金額は、デザインと原型を見るまで決まりません。

写真で分かること・決まらないこと

写真で分かること

  • 立体の形にできる写真がそろっているか
  • 線画や刻印なら、どの写真が向くか
  • 模様や顔の特徴が写っているか

まだ決まらないこと

  • 小さくしたときに残せる細かさ
  • 素材と大きさで決まる最終の金額
  • 原型を見てからの直しの回数

その子の写真でどの作り方ができそうかは、写真で相談して確かめられます。正面・横・後ろ姿と、残したい模様や顔のアップを送り、「似せたい所」と「刻めば足りる所」を書き添えます。

期間・支払い・取り消し

期間は、作り方で1か月から3か月ほど違います。公開されている例は次のとおりです。

  • 写真から形を起こす:入金から約1か月半、通常納期3か月以内(お急ぎ2か月以内)
  • 線画を刻む:制作開始後約5〜6週間で発送
  • 毛を入れる:毛・写真・刻印内容が揃ってから約3か月、注文から約1か月半〜2か月

命日や誕生日に合わせたいなら、その日付を最初に伝えて、間に合うかを聞きます。

支払いは、作り始める前に一部を払う店があります。取り消しは、注文を決めた後や作り始めた後はできない店があります。

  • ある工房:制作前に合計金額の50%を手付金
  • 別の工房:半額または全額を手付金、制作開始後は返金不可
  • また別の工房:注文確定後のキャンセル・返品不可
  • 毛を入れる店:注文確定後のキャンセルは原則不可

原型や途中の画像で形を確かめてから、注文を決めてください。

今日やること

  1. 1写真を集める正面・横・後ろ姿と、模様や顔のアップ。足あとを入れるならスタンプか肉球の写真
  2. 2作り方と素材を決める立体の形か線画か、名前・足あと・毛を入れるか。銀かK18か
  3. 3見積もりで聞くことを書く「立体の形になりますか、線画の刻印ですか。素材ごとの税込の総額と期間、原型を確かめる時期と取り消しの条件を教えてください」

亡くなった子の思い出の品をどう残すかを先に考えたいなら形見のネックレスの作り方、ペンダントのチェーンの決め方はネックレス・ペンダントをオーダーで作る値段で確かめられます。

出典