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ネックレスのオーダーメイドの値段|K18・プラチナの公開価格の中央値、チェーン代の目安、長さの決め方

更新 2026年10月25日・出典の最終確認 2026年10月25日

立体的なトップと二色のチェーン(イメージ)

ネックレスをオーダーで作る費用は、ペンダントのトップの代金とチェーンの代金の合計です。工房の料金表や実例の多くは「チェーン代別」なので、トップの額だけを見ると総額を少なく見積もります。

どれも他店の公開例の集計で、同じ金額で作れるという意味ではありません。見積もりは「トップとチェーンを分けた税込の額」に直して読みます。

費用はトップとチェーンの合計

工房や宝飾店の公式サイトで、ネックレスやペンダントを作る公開価格を確かめました。トップとチェーンを分けて並べると、次のとおりです。

部分 中央値 確かめた店
K18・プラチナのトップ 70,000円 3店
シルバーのトップ 25,000円 3店
金・プラチナのチェーン 27,500円 4店

※ トップは「〜から」の最低価格の中央値です。税込・税別・税の表示なしが混ざります。K18・プラチナの3店は、手持ちの石を使う前提の額で、石の代金は入りません。チェーンは実例に載っていたチェーンだけの代金です。

K18・プラチナのトップとチェーンを両方新しく作るなら、中央値どうしを足して97,500円が出発点です。石を店で選ぶなら、その石の代金が足されます。

実際に作られたネックレスの額は、次のとおりです。

公開例 素材 支払額 チェーン
公開例1(イニシャル) K18 123,000円(税込・K18・チェーン代別) 別
公開例2(石1つ) プラチナ 167,000円(税込・プラチナ・石代込み・チェーン代別) 別
公開例3(持ち込みの石) プラチナ 73,549円(40cmのチェーン込み・税の表示なし) 込み

※ 公開例は作った当時の価格で、地金の相場で変わります。公開例2は店が用意した石の代金を含みます。

値段を決めるのは加工の手間と地金の重さ

トップの値段は、加工代と地金代と石の代金の合計です。ある宝飾店は、オーダーの価格は制作工賃と材料費の合計と説明しています。

公開例の内訳を見ると、どれも加工代が地金代より大きくなっています。

  • 公開例1:加工代110,000円・K18の地金代33,000円(割引20,000円を引く前)
  • 公開例2:石代55,000円・加工代110,000円・プラチナの地金代22,000円(割引20,000円を引く前)
  • 公開例3:加工代45,120円・脇のダイヤ9,960円・プラチナの地金代4,681円・40cmのチェーン13,608円

加工代は、形の手間で上がります。ある工房は、デザインが細かい・特殊な技法を使う場合は、制作時間がかかるため参考価格より上がる場合があるとしています。小さなトップなら、費用を抑えるには、トップを小さくするより形を簡単にするほうが効きます。

ただし、これは数グラムの小さなトップの話です。大きく厚いトップやメダルの形は、地金の重さの分が増え、地金代の割合が大きくなります。地金代は相場で動くので、ある工房は地金相場の大きな変動で、予告なく料金が変わることがあるとしています。見積もりをもらったら、その額がいつまで有効かを聞きます。

素材はK18とプラチナのどちらでも作れます。色の好みと、ほかに着けるジュエリーとの揃えで選んでください。シルバーで作れば地金代は下がりますが、加工代はかかります。素材ごとの違いはジュエリーの素材の選び方で確かめられます。

作りたい物がいくらになるかは、イメージを送って工房に相談できます。

チェーンの選び方

コマの形が違う三種類のチェーン(イメージ)

チェーンは、トップと別に選びます。切り売りのチェーンは長さで値段が決まります。あるチェーン専門店の単価は1cmあたり18金990円〜・プラチナ660円〜(税込)です。

例:18金のチェーンを45cmで作る仮の数字
1cmあたりの単価
990円から
長さ
45cm
チェーンの代金44,550円から

※ 留め具の代金は別です。太いチェーンや種類によって単価は上がります。

家にある金やプラチナのチェーンが使えるなら、この代金はまるごと要りません。そのときは、トップのバチカン(チェーンを通す金具)を手持ちのチェーンに合わせて作ってもらいます。ある工房は、合わせたいチェーンの長さや重さから、バチカンの大きさを割り出したとしています。

チェーンが太すぎると、バチカンに通りません。手持ちのチェーンを使うときは、チェーンも一緒に見せてバチカンの大きさを決めます。古いチェーンは、留め具の弱りや切れかけた輪がないかも見てもらいます。直す料金はチェーン修理の料金、バチカンの付け直しはバチカンの交換・修理の料金で確かめられます。留め具の種類はネックレスの留め具の種類にまとめています。

長さの決め方

長さは、留め具を含めた全体の長さで決めます。チェーン専門店の目安では、身長158cm前後の女性が着けたときの位置は次のとおりです。

長さ 来る位置
40cm 鎖骨の上(首の付け根から指1本分ほど下)
45cm 鎖骨のすぐ下(既製品で最も多い長さ)
50cm 鎖骨から指2本分ほど下

女性の長さについて、同じ店は迷ったら45cmを基準にすると失敗しにくいとしています。男性の一般的な目安は50cmです。

トップを付けると、チェーンは長く見えます。同じ店は、トップの重みでチェーンが引っ張られ、同じ長さでも長く見えるので、トップを着けた状態で長さを決めることを勧めています。家で測るなら、紐を首にかけて好みの位置で印をつけ、留め具の分(約2cm)を引く方法があります。

18金・プラチナのチェーンには、長さを自由に動かせる金具を付けにくい点に気をつけます。同じ店は、18金・プラチナにはスライド金具がなく、長さを足す固定の延長パーツで作るとしています。長さに迷うなら長めに作ります。短くするのは、長くするより簡単です。今あるネックレスの長さを変える方法はネックレスの長さ調整で確かめられます。

写真で分かること、現物で決まること

写真や絵で決まるのは、形の案と見積もりの見当までです。石を持ち込むなら石の状態、手持ちのチェーンを使うならチェーンの太さは、現物を見て決まります。

写真で分かること・現物で決まること

写真・絵で分かること

  • 形と大きさ(縦・横のmm)から、加工の手間の見当
  • 石の留め方の候補(爪で留めるか、金属で包むか)
  • 素材と長さから、総額の見当

現物で決まること

  • 持ち込む石の傷・欠けと、留められる形
  • 手持ちのチェーンの太さと留め具、バチカンに通るか
  • 完成したトップの重さと、地金代の確定

作りたい形がまだ絵になっていなくても、似た写真とメモがあれば写真を送って相談するところから始められます。「トップとチェーンを分けた税込の額」と「チェーン込みとチェーン別の両方の額」を書き添えると、総額で比べられます。石を手持ちのものから使うなら、石を持ち込んでペンダントを作る費用で、石の大きさで変わる額を先に確かめられます。

期間と頼む前に用意するもの

完成までの期間は、ある宝飾店でデザインが決まってから2週間から約1か月、別の工房で約2週間〜1か月です。誕生日や記念日に合わせたいなら、その日付を最初に伝えます。急ぐと割増になる工房もあり、ある工房の料金表では30日以内の受け渡しは、通常の加工費用の2倍です。

注文から受け取りまで
形を伝える写真・絵・メモと、素材と予算
見積もりをもらうトップとチェーンを分けた税込の額と、有効期限
形を確かめるデザイン画や原型で、大きさとバチカンを見る
受け取るトップを着けた状態で長さを確かめる

最初の連絡で伝えることは、作りたい形の写真か絵、素材(K18・プラチナ・シルバー)、長さ、予算の4つです。

オーダーにしなくていいケース

形にこだわりがなく、決まったデザインで十分なら、オーダーにする必要はありません。既製品で足ります。

名前やイニシャルの形にするなら名前・イニシャルのネックレスのオーダー、二人でそろえるならペアジュエリーをオーダーで作る、家紋なら家紋のジュエリーで、決めることを確かめられます。オーダーの流れ全体はジュエリーのオーダーメイドとはにまとめています。

今日やること

  1. 1形を集める作りたい形に近い写真を2〜3枚選び、大きさ(縦・横のmm)をメモする
  2. 2長さを測る紐を首にかけて好みの位置に印をつけ、長さを測る。手持ちのチェーンを使うなら、その長さと太さも測る
  3. 3写真を送って相談する「K18で、このような形のペンダントを作りたいです。チェーンは45cmです。トップとチェーンを分けた税込の額と、完成までの期間を教えてください」と書いて送る

出典