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絡まったネックレスのほどき方|手を止める目安と、ほどけないときの料金

更新 2026年10月24日・出典の最終確認 2026年10月25日

中央で絡まった細いネックレス(イメージ)

まだ強く引っ張っていない1本のネックレスなら、平らな所に置いて、つまようじ2本で結び目を少しずつ広げるとほどけることがあります。引っ張って固くなった・2本以上が絡んだ・宝石の近くが絡んだときは、家で続けずに手を止めます。

家でほどく手順

家でほどくときは、つまようじを2本用意します。宝飾店の読み物でも、つまようじは2本あるとほどきやすいとされ、竹串でも代わりになります。

  1. 1平らな所に置く机に柔らかい布を敷き、留め具を外してチェーンを広げる
  2. 2結び目をゆるめるつまようじの後ろ側で結び目を軽くたたき、隙間ができたら先を差す
  3. 32本で広げる1本で結び目を押さえ、もう1本で輪を少しずつ広げる。チェーンの端を、入ってきた向きに戻す
  4. 4すべりをよくする固いときは、絡まった所にだけベビーパウダーを少しかけて揺らす

持ち上げたままほどかないでください。持ち上げると重力でほどきにくいので、机などの平らな場所に置くと案内している宝飾店もあります。

ペンダントトップ(チェーンに通した飾り)が外せるなら、先に外します。結び目の中をくぐる部分が小さくなり、ほどきやすくなります。

使ってはいけない道具と、素材で変わる注意

先の細い金属の道具は使いません。針やピンセットなど金属製のものはチェーンを傷つけるおそれがあるからです。安全ピンや縫い針を勧める記事もありますが、使うのは木のつまようじか竹串にします。

素材・状態 石けん ベビーパウダー
金・プラチナ 使える 使える
ホワイトゴールド 使わない 使える
シルバー 使わない 使える
真珠・サンゴ 使わない 使わない
宝石の近く 使わない 使わない

※ 宝飾店の案内では、真珠・サンゴ・ホワイトゴールド・シルバーなど水に弱い素材は石けんを使わず専門店へとされています。宝石に近い部分が絡まったときは、つまようじでほどくとも案内されています。

パウダーの代わりに重曹や化粧品の粉を使うのもやめてください。重曹や油分を含む化粧品のパウダーはチェーンを傷つける場合があるからです。ベビーパウダーを使ったら、ほどけた後に粉を拭き取ります。

真珠のネックレスが絡まったり、糸が伸びたりしているなら、ほどくより糸を替える時期かを見てもらいます。費用は真珠の糸替えで確かめられます。

自分の品だといくらで直るかは、壊れた所の写真を送って工房に相談できます。

手を止める目安

絡まりの横で変形したチェーン(イメージ)

次のどれかに当てはまったら、それ以上は触りません。続けるほど結び目が締まるか、チェーンが切れるおそれが出るからです。

修理店も同じ注意を出しています。ある店は、強く引っ張ると結び目が固く締まり、ほどきにくくなるとし、いら立って続けると、無理な作業で切れる原因になると書いています。別の店も、家でほどこうとして絡まりが悪化したり、切れたりすることがあるとしています。

手を止めたら、それ以上ゆるめも締めもしないまま、小さな袋に入れておきます。結び目の形がそのまま残っていれば、ほどく人が絡まり方を読みやすくなります。

店でほどいてもらうと、いくらか

修理店が公式サイトに出している料金を2店分確かめました。下の表は、どちらも他の修理店の公開料金です。

公開例 料金
公開例1 1本1,650円(税込)
公開例2 500円〜20,000円

※ 公開例1は税込で、難しさで料金は変わらず、本数分かかります。一緒に絡まったイヤリングや指輪も、1つにつき1本と数えるとされています。公開例2は料金表の幅で、税の表示はありません。

公開例2の幅が広いのは、絡まり方で手間がまったく違うからです。同じ店は2016年の記事で、少し絡まっているだけなら500円・その場と書いています。2本のネックレスが固く絡んだ実例は、3,000円(税別)・納期1週間・作業40分ほど(2本の複雑な絡まり)でした。いずれも当時の料金です。

着けたい日があるなら、その日付を先に伝えます。公開例1の店は、即日〜2週間(複雑な絡まりは数日〜2週間の預かり)としています。

ブランド品で保証期間内のネックレスが、絡まりから切れまで進んだときは、先に保証書の条件を見てください。

写真で分かること、現物を見ないと決まらないこと

絡まりは、写真でもおおよその見当がつきます。修理店でも、写真で、難しさと日数の目安を伝えると案内している例があります。

写真と現物の違い

写真で分かること

  • 絡んでいる本数(イヤリング・指輪も含む)
  • 結び目が1か所か、全体に広がっているか
  • 宝石や真珠の近くかどうか

現物を見ないと決まらないこと

  • 結び目がどこまで締まっているか
  • コマが伸びたり、割れたりしていないか
  • ほどいた後に切れ直しが要るか

写真は、全体を1枚と、結び目に寄った1枚を撮ります。留め具の近くに刻印があれば、それも撮ると素材が伝わります。絡まりに切れかけたコマが混じっていそうなら、写真を送って相談するときに「ほどいた後に切れていないかも見てほしい」と書き添えると、ほどきと修理を分けて見てもらえます。

宅配で出すときの包み方

宅配で出すなら、結び目をそれ以上動かさないことが一番です。箱の中で揺れると、ゆるみかけた結び目がまた締まることがあります。

  1. 1写真を撮る送る前の結び目の形を残しておく
  2. 2小袋に入れるチェーンを丸めたり巻いたりせず、絡まったままの形で入れる
  3. 3すき間を埋める箱の中で動かないよう、柔らかい紙や布で詰める

郵送の受付を出している修理店の例では、到着後1〜2週間で返送・返送料1,000円です。往復の日数と送料が加わるので、着けたい日が近いときはその分も見込みます。

切れそう・切れたときにしないこと

ほどいている途中でチェーンが切れても、金・プラチナのチェーンなら、ろう付け(切れたコマを金属でつなぐ修理)で直せることがあります。直せるかは、切れた場所とコマの細さで変わります。

修理代は、料金を公開している9店の下限の中央値で2,000円です。税込・税別・税の表示なしが混ざった集計です。税の扱いごとの件数と幅は部位別の修理料金にあります。

同じチェーンが何度も切れるなら、直すより替える時期かもしれません。交換の目安として、ある修理店は次を挙げています:同じチェーンで2回以上切れたら交換を検討。切れた場所ごとの修理代はネックレスのチェーンが切れたときの修理代で確かめられます。

絡まない保管

ネックレスは1本ずつ分けて、チェーンを伸ばした形でしまいます。何本かを同じ箱や袋にまとめると、動いたときにチェーン同士が重なって絡まります。

家でのしまい方と、持ち歩くとき

家でしまう

  • スタンドやフックに1本ずつ吊るす
  • 仕切りのあるケースで、1マスに1本
  • 留め具を留めてからしまう

旅行・持ち歩き

  • ペンダントトップを1つ目の小袋に入れる
  • チェーンを緩く巻いて2つ目の小袋に入れる
  • 留め具だけ袋の口から出して閉じる

スタンドに吊るすなら、一つの場所に複数のネックレスを吊るさないようにします。小袋に入れるときは、チェーンをきつく巻かないでください。宝飾店の案内でも、持ち歩きは小袋を2つ使い、チェーンはきつく巻きすぎないとされています。

留め具が小さくて留めにくく、しまう前に留めるのが面倒なら、ネックレスの留め具の種類で付けやすい形を確かめられます。

今日やること

  1. 1平らな所で一度だけ試す留め具とトップを外し、つまようじ2本で結び目をゆるめる。引っ張らない
  2. 2固い・2本・宝石の近くなら止める結び目の形を崩さないまま小袋に入れる
  3. 3写真を撮って送る全体と結び目に寄った写真を撮り、「ネックレスが絡まってほどけません。素材は◯◯で、◯月◯日に着けたいです。切れそうな所がないか見てほしいです」と書いて送る

出典