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再婚の指輪はどうする?|新しく作るか、前の指輪の扱い(死別・離婚)、手持ちを作り替える費用

更新 2026年10月26日・出典の最終確認 2026年10月25日

保管用の箱と二本のシンプルな指輪(イメージ)

再婚で指輪を作るかどうかに、決まりはありません。決め手は、二人が毎日指輪を着けたいかどうかと、前の指輪をどうしたいかの2つです。

作るか・作らないか

再婚の指輪は、次の4つから選べます。二人のどちらかが「指輪は要らない」と思っているなら、無理に作らなくて構いません。

選び方 向く人
新しくペアで作る 二人とも毎日着けたい
手持ちを作り替える 使っていない指輪がある
片方だけ・指輪以外 一人は指輪を着けない
作らない 二人とも要らない

「片方だけ」は、指輪を着けたい人だけが作る方法です。仕事で指輪を外す人や、手に何も着けたくない人は、ペンダントにする道もあります。

婚約指輪も、なくて構いません。結婚指輪だけを作る、という決め方もできます。婚約指輪を作るなら、手持ちのダイヤを使う道があります(下の「手持ちを新しい指輪に使う」の表)。

新しくペアで作るなら、他店の工房が公開している価格5店の中央値は20万円です。内訳と期間は、下の「新しく作るときの費用と期間」にあります。

前の指輪の扱い

前の指輪は、死別か離婚かで、相談する相手が変わります。どちらの場合も、再婚相手に「前の指輪はこうしておく」と伝えてから決めます。

死別と離婚の違い

死別

  • 亡くなった配偶者の指輪は、家族にとっても形見
  • 子どもや家族と話してから決める
  • 形見として残す・身につける道がある

離婚

  • 自分が受け取った指輪の扱いを決める
  • 返す約束や財産分与が済んでから加工する
  • 保管・作り替え・手放すから選ぶ

死別の場合、亡くなった配偶者の指輪は、子どもや配偶者の家族にとっても形見です。自分だけで扱いを決めず、子どもがいるなら、子どもに残すかどうかを先に話します。

身につけて残す方法もあります。亡くなった配偶者と自分の結婚指輪を溶かして、1本の指輪にする作り方です。他店の宝石店が公開している実例は「亡くなった夫と自分の結婚指輪を溶かして1本に 工賃44,000円」です(税の表示なし)。ペンダントにするなら、他店のチェーン込みの公開例で56,800円から102,300円(税込)です。方法と注意は形見の指輪をネックレス・ペンダントにする費用と流れにあります。

離婚の場合、返す必要があるか、刻印を消すか、売るかは、離婚後の結婚指輪はどうする?で確かめられます。ダイヤの婚約指輪は、離婚後の婚約指輪はどうする?にあります。

自分の品を何に作り替えられるかは、写真を送って工房に相談できます。

手持ちを新しい指輪に使う

手持ちの指輪と石と新しい原型(イメージ)

前の指輪の地金(指輪の金属)や石は、新しい指輪に使えます。ある宝飾店は、婚約指輪のダイヤは取り出して再利用することもできると説明しています。ただし、誰の指輪に使うかで線を引きます。

  • 自分の指輪に使う:自分の品なので、自分で決めてよい
  • 相手の指輪や、二人おそろいの指輪に使う:相手が知っていて、そうしたいと言った場合だけ

相手に話すときは、「前の指輪の金属を溶かして、今の二人の指輪の材料にしてもいい?」とそのまま聞きます。相手が少しでも迷うなら、二人の指輪は新しい地金で作り、前の指輪は自分用に作り替えます。

手持ちを使った例 他店の公開料金
地金を溶かして指輪を1本 中央値70,000円
使っていない婚約指輪を別の指輪に 52,000円
婚約指輪と結婚指輪を1本に 128,000円
ダイヤを持ち込んで婚約指輪 8万円台から144,100円
手持ちを使った指輪の公開料金
使っていない婚約指輪を別の指輪に52,000円
地金を溶かして指輪を1本70,000円中央値
婚約指輪と結婚指輪を1本に128,000円

※ 1行目は手持ちの地金で足りる場合の3店の値で、幅は55,000円から10万円。2・3行目はある工房の実例で、2行目は下取りを引いた後の額です。税の表示はそろっていません。

立て爪の婚約指輪からダイヤを外して普段使いの指輪にするなら、作り方と費用は立て爪の婚約指輪のリフォームにあります。

溶かして作ると、元の形と内側の刻印は残りません。重さも減ります。ある工房は総重量のおよそ10%の減りを見込んで作るとしています。素材の受け付けの目安は、同じ工房でゴールドはK18以上、プラチナはPt900以上が受け付けの目安です。

写真で分かること、現物で決まること

写真で決まるのは、作り替えか新しく作るかの候補と、見積もりの見当までです。手持ちの指輪が材料になるかは、現物を見てから決まります。

写真で分かること・現物で決まること

写真で分かること

  • 内側の素材の刻印(Pt900・K18など)
  • 石の数と留め方
  • 前の刻印の文字

現物で決まること

  • 重さと、地金が足りるか
  • 刻印どおりの素材か、混ざり物
  • 石を外したときの傷の有無

指輪の正面・横・内側の刻印を撮り、新しい指輪の希望を添えて写真を送って相談することができます。「前の指輪を誰の指輪に使うか」を書き添えると、作り替える案と新しく作る案を分けて聞けます。

年齢と子どもに合わせる

40代・50代の再婚なら、指輪の幅と、関節を通るサイズを先に決めます。ある宝飾店は、40歳以上なら、細い指輪より幅3ミリ以上がおすすめとしています。

サイズは、今の指で測り直します。ある工房は、関節が太い場合は、関節を通るサイズが基本としています。関節を通るサイズにすると、根元で回ることがあります。その場合は、内側の形で調整します。別の工房の説明では、関節が根元より太い指には、内側の面を丸くカーブさせ、角も丸く仕上げて引っかかりを減らすです。関節が太くなって前の指輪が入らないときのサイズ直しの費用は、指輪のサイズ直しの料金で確かめられます。測り方と形の決め方は、結婚指輪がないまま何年も経った夫婦が今から作るにはにあります。

子どもがいるなら、子どもの誕生石を入れる方法があります。

子どもの石の入れ方 他店の公開料金
作った指輪に1石足す 5,500円(中央値)
家族の石を並べた指輪 6万円(下限の中央値)
内側に名前を彫る 3,300円から8,000円

※ 1・2行目は下限の値の中央値。名前は、内側にレーザーで英数字10文字を入れる場合の幅です。

子どもの石を足すか、家族の指輪を別に作るかの分かれ目は、ファミリーリング・出産記念の誕生石の指輪で確かめられます。

新しく作るときの費用と期間

新しく作るときに決めるのは、次の4つです。

  1. 素材(プラチナかゴールドか)
  2. 幅と形
  3. サイズ(二人とも今の指で)
  4. 刻む文字(入籍日・名前・子どもの名前)

1本の値段は、作る手間の代金と、地金の代金の合計です。地金は重さで値段が決まるので、幅が広い指輪ほど高くなります。

プラチナの細めの指輪1本の内訳(他店の手作りの公開料金)
基本料金
29,700円(税込)
地金代(1gあたりの単価×重さ)
Pt900 39,800円/g×3.0g
合計149,100円(税込)

※ Pt900・8号・幅2mmの女性用。地金の単価は相場で変わります。幅3mm以上にすると、地金が増える分だけ上がります。

他店が公開しているペアの価格は、6店の下限の値で15万円台から約32万円です。手持ちの地金を材料に使えると、新しく買う地金の分が減ります。

完成までの期間は、作り方で変わります。公開例では、手作りで通常1か月から(最短20日)、手持ちの地金を使う作り方で約4〜6週間、一から形を決めるフルオーダーで申し込みから3〜4ヶ月ほどです。入籍日や顔合わせに間に合わせたいなら、その日付を最初に伝えます。

注文のときに内金を払う工房もあります。ある工房は、見積もり額の約50%の内金を払ってから制作開始としています。取り消したときに内金が戻るかは、注文の前に聞きます。

急がなくていいケース

指輪は、入籍の日に間に合わなくても困りません。次の場合は、注文を急がなくて構いません。

前の指輪を溶かす・石を外すといった加工は、後から元に戻せません。迷っている間は、加工せずに保管しておきます。

今日やること

  1. 1二人で決める指輪を作るか、前の指輪を新しい指輪に使うかを相手に聞く
  2. 2手持ちの品を出す前の指輪や使っていない指輪を出し、内側の刻印(Pt900・K18など)を控える
  3. 3手持ちの指輪を撮る正面・横・内側の刻印を撮り、入籍日など間に合わせたい日付を書き添える

出典